企業で使うパソコンのセキュリティ対策は厳重に!3つの対策法

企業で使うパソコンのセキュリティ対策は厳重に!3つの対策法

今のビジネスにはパソコンが必需品、なければ何もできなくなるといっても過言ではありません。

現在のビジネスはインターネットを介してのデータのやり取り、社内ネットワークの構築や共用サーバーへのデータ保管など、情報システムの利便性の向上と同時に、社会問題になっている情報漏えいやウイルス感染などのリスクが高くなってしまいました

万一問題が発生すれば、社内システム停止による損失、顧客情報漏えいによる社会的信用の失墜など、企業運営に大きなマイナスの影響を与えてしまうのです。

そこで今回は、企業で利用されるパソコンの情報セキュリティについて絶対に行うべき対策を3つご紹介いたします。

目次

1、企業のパソコンに行うべき3つの情報セキュリティ対策!

企業で使うパソコンのセキュリティ対策は厳重に!3つの対策法
企業で利用されるパソコンを含めた情報システムにまつわる脅威として厳重に注意したいのが、重要な書類データなどの情報漏えい、顧客情報の流出、および「トロイの木馬」を筆頭に様々なウイルス感染による社内システムの停止やデータの破壊、アカウントの乗っ取り。

万一これらの問題が発生した場合、企業として顧客からの信用失墜は勿論、社会全体からの信頼まで失ってしまいます。そのため、企業などの組織ではパソコンを含めた情報セキュリティ対策の必要性が高いのです。

しかし、情報セキュリティ対策と一口にいっても業種によって異なり、まずはどのようなリスクがあるのか専門家を含めて分析し、自社に合った対策を施していく必要があります。

そこで、ここからは基本となるパソコンを含めたセキュリティ対策の方法をご紹介いたします。

対策➀ パソコンのウイルス対策は当たり前!

単にコンピューターウイルスといっても、最近ではマルウェアと呼ばれる不正なプログラムも横行しています。

特に最近問題になっているのが「ランサムウェア」
これは、企業のパソコンなどに感染させることで利用者のシステムへのアクセスを制限し、これを解除するために被害者がマルウェアの作者に身代金(ransom、ランサム)を支払わせるといった不正プログラムです。

このような問題を未然に防ぐためには、まずお使いのパソコンに「ウイルス対策ソフト」をインストールしておくのが先決。その際、企業向けに開発された総合型のソフトの導入がおすすめです。

このようなウイルス対策ソウトには、基本的に様々なウイルスの定義ファイルが保管されているので、ウイルスファイルを検知すれば自動的に駆除してくれます。

料金はほとんどのソフトは年間契約となり、3,000円~4,000円/1台くらいが相場になっています。

対策➁ 脆弱性対策も忘れずに!(OSおよびソフトのアップデート)

脆弱性とは、簡単にいえばOSやソフトウェアの欠陥。
外部からの不正アクセスに対して情報システムの安全性が損なわれている状態を指しています。

そのパソコンを脆弱性は格好の攻撃対象となり、外部からサイバー攻撃されればウイルス感染してしまう危険性は高くなってしまうのです。そこで、脆弱性対策としてOSやインストールしているソフトウェアは常に最新の情報にアップデートしておく必要があります

現在、ほとんどの企業で使われるWindowsでは定期的にWindows Updateが行われています。これは、Windowsを利用しているパソコンに対して1ヶ月に1回or2回定期的に、OSおよび関連するMicrosoftが提供するExcel、Word、Internet Explorerなどのアプリケーションソフトのバグ修正やバージョンアップなどの更新プログラムを配信しているものです。

基本的に、Windows Updateは自動更新に設定しておけば、常に最新の情報にアップデートされます。ただし、手動の場合はアップデート情報が来てないか定期的に確認が必要です。

対策➂ パスワード管理は厳重に!

現在、企業などのオフィスでパソコンを起動するとき、ユーザーIDとパスワードを入力してログインするのが基本になっています。情報セキュリティの面では、日常普通に使っているユーザーIDとパスワードの管理こそ厳重に行う必要があるのです

仮に自分のユーザーIDとパスワードが不特定多数の誰かに知られてしまうと、そのアカウント情報が悪用され、いわゆる「なりすまし」などの被害にあう危険があります。

このようなことから、企業ではユーザーIDは変更できないので、パスワードを定期的に更新するなどの対策が有効です。その際、パスワードを設定するときの一般的な注意点として、

  • 名前や生年月日、自宅や携帯の電話番号を使わない
  • 同じ数字や英字の羅列は使わない(例:00000、AAAAAなど)
  • 8~10文字程度で大小英字、数字を組み合わせる(例:PasWord13579など)

と、誰かが安易に推測ではないパスワードが理想ですが、自分自身が覚えられなければ本末転倒なので、自分が忘れないようなパスワードを考えましょう。

2、まとめ

現代のほぼ全ての企業などのオフィスでは、パソコンが日常業務で利用するのが当たり前。そのパソコンは基本的にLANケーブルもしくは無線によって、インターネットに接続する他に社内システムにも共有されます。

このような情報システムで最も注意が必要なのが、不正アクセスやウイルス感染による情報の漏えいおよび流出です。仮に問題が発生すれば、企業として大きな損害を被り、さらに社会的な信頼まで失うことになります

そこで、重要なのが情報セキュリティ対策!

今回は大きく3つの対策をご説明しましたが、その他にも屋外にPCを持ち出すときやUSBメモリなどの外部メディアを利用するときなど、企業が行うセキュリティ対策は多岐に渡りますので、専門家を含めてしっかりした対策を施す必要があります。

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