セキュリティゲートとは?企業のエントランスへの設置が効果的!

企業で導入される「セキュリティゲート」

セキュリティゲートという機器はご存知でしょうか?名前だけなら何の機器か分からない方も、鉄道や地下鉄などの自動改札機をイメージすると分かりやすいでしょう。

今では、多くの企業でビル内への入館管理に利用され、セキュリティ強化に一役買っています。主に、厳重なセキュリティ体制が認められるデータセンターや官公庁で導入されていますが、一般の企業でも導入が増えつつあります。

そこで今回は、セキュリティゲートの簡単な説明と、実際にどのような製品があるのは大手メーカーの製品をご紹介いたします。

目次

1、企業で導入される「セキュリティゲート」とは?

企業で導入される「セキュリティゲート」
情報化社会の現代において、情報漏えいといった問題が社会的にも注目され、企業や官公庁でセキュリティ強化が進められています。

まず、ビル内の入館に伴うセキュリティ管理には、一般的に警備員を配置したり監視カメラをセットしたりと、人の眼による監視を行っています。しかし、人の眼で監視するためチェック漏れによって部外者が入館する危険があります。

そこで、入館のセキュリティ管理の面で注目されているのが「セキュリティゲート」なのです。

セキュリティゲートとは、駅の自動改札機をイメージすれば分かりやすいですが、ICカード認証や生体認証によって、正しく認証された人のみ通過できるゲートです。

基本的に、利用するICカードは導入した企業独自の情報を記録したICカードを利用するので、ICカードの偽造はできないでしょう。また、駅の自動改札機のように、認証された人に続いて別の人が一緒に通過する、といった共連れ通行するなどの不正通行も防いでくれます。

このように、セキュリティゲートを導入することで、警備員の負担軽減や人員削減によるコスト軽減にも繋がるメリットもあるのです。

2、企業のエントランスにおすすめ!セキュリティゲート製品紹介

企業のエントランスにおすすめ!セキュリティゲート製品紹介
セキュリティゲートにおける日本国内のメーカーとして、

  • クマヒラ
  • 高見沢サイバネティックス
  • セキュア
  • 日本カバ
  • ロッシテック

など、多くのメーカーで取り扱っていますが、中でも「クマヒラ」が最も有名です。

(株)クマヒラは、主に金融機関向け金庫設備およびセキュリティシステム機器を製造・販売している創業110年を超える老舗メーカー。特に金庫メーカーとしては国内最大手です。

そこで今回は、クマヒラで現在販売されているセキュリティゲートの製品をご紹介いたします。

「クマヒラ」のセキュリティゲート製品紹介

現在、クマヒラのセキュリティゲートは、

モバイルゲート/ランドゲート/スターンゲート/ライトゲート/モードゲート/ユニゲート/エンターゲート/スイングゲート/ツインゲート/
フレックスゲート/サークルゲート/ロータゲート

以上の12タイプがラインナップされています。
すべての紹介は困難なので、ここではランドゲート、スターンゲート、ライトゲートの3タイプご紹介いたします。

ランドゲート

シンプルな外観で、屋内・屋外問わず様々な設置環境に対応でき、乗り越え困難なシイフラップを採用することでセキュリティレベルを向上させています。

ランドゲート
(Kumahira セキュリティゲートより引用)
JIS規格であるIP55(防水・防塵)の性能により高い防水・防塵性能を誇り、屋外にも問題なく設置できます。また、パネルの高さは1,200mmと1,600mmの2種類。1,600mmのフラップはゲートの乗り越えを防ぎ、開閉部(フラップ)には安全性・耐候性に優れた軽量なアルミ材を使用し、高いセキュリティを実現してくれます。

スターンゲート

2012年にグッドデザイン賞受賞の製品。
乗り越えの困難なハイフラップ(1,800mm)と設置場所を選ばないコンパクトボディが一体化。
強化ガラスとステンレスで構成された上質なデザインを採用し、エントランス空間に美しいセキュリティラインが構築できます。
スターンゲート
(Kumahira セキュリティゲートより引用)

パネルの高さは1,200mmと1,800mmの2種類と、通路幅は標準タイプ(600~650mm)とワイドタイプ(900~950mm)の2種類から、設置場所に合わせてそれぞれ組み合わせ運用可能。また、1通路の設置スペースが1,300mm×1,030mmと小さいので、限られたスペースでも設置できます。

ライトゲート

2011年にグッドデザイン賞受賞した製品。
コンパクトでシンプルなデザインなので、設置するスペースや意匠を選ばずあらゆる空間に調和します。小さいお子様や車椅子利用者の通行を考慮したユニバーサルデザインを採用しているので、様々なシーンで利用できます。
ライトゲート
(Kumahira セキュリティゲートより引用)

色弱者の方でも認識しやすい青色LED通行表示を搭載し、お子様や車椅子利用者の通行時も安全なウレタン製フラップと補助センサーなどのオプションも付けられます。また、本体はフラット形状で、光沢のあるステンレスヘアーライン仕上げの外観は、上質感にあふれあらゆる環境に調和できるでしょう。

3、まとめ

企業や官公庁などセキュリティ強化が求められるなかで、現在注目されているのがセキュリティゲート

駅に設置してある自動改札機のように、ICカード認証や生体認証によって正しく認証された人しか通過できないほか、共連れ通行するなどの不正通行も防いでくれます。主にセキュリティ強化が求められるデータセンターや官公庁で導入され、今では一般企業でも導入するケースは増えているようです。

製品については今回「クマヒラ」の製品をご紹介しましたが、他にも多くのメーカーがセキュリティゲートシステムを取り扱っています。もちろん、それなりの設置費用は必要になるので、まずはメーカーに問い合せてみましょう。

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